2024 KTC杯 近畿スポーツランドロードレースシリーズ 最終戦

ご報告と御礼11月10日（日曜日）

総参エントリー台数　123台　　全13クラス予選・決勝
予選決勝共ドライコンディションで終了いたしましたことをご報告させていただきます。

リザルト https://speedhive.mylaps.com/events/2865345

まず初めに今回のレースを終了により20年にわたり開催できたことを心より御礼申し上げます。
始まりは2005年全くの素人同然だった私がミニバイクレースを主催することとなり、戸惑いやわからないことだらけに囲まれ途方に暮れているとき、キンスポのために・・・いや、モータースポーツの灯を絶やさないためにと集ってくださった有志の皆さんが、貴重な時間を割き、手弁当であらゆるご協力、ご協賛、ご支援をいただき始まりました。
それから20年もの間、本大会を支えて下さった大切な友人の皆様に心より感謝をお伝えします。
本当にありがとうございます。
時間とともにお互い年を重ね、少人数、低予算にて続けることにも限界を感じつつも、この体制でいつまで続けられるかわかりませんが、お時間と状況が許すならば今しばらくお付き合いいただければ望外の喜びです。

最終戦当日は予選から各クラス好タイムが続出し、予選からコースレコードが塗り替えられるクラスも連発しました。レコードラッシュの予選のあとはKTCウルトラクイズが開催され会場にお越しになられた沢山の皆さんが、ハイクラスブランドネプロスに関する難問に頭を悩ませておられました。
観戦の皆さんも沢山お越しいただき、午後からの決勝は史上まれにみる素晴らしいレースの連続となりました。

特筆させていただきますと、74ビギナーの福井心晴（フクイシンバ）選手の前回の悔しさを力に変え、ファイナルラップで素晴らしい大逆転を魅せ、いきなり会場を沸かせてくれました。
NSF100HRCトロフィーでは天才少年田中楓人選手の超異次元のタイム、走りにあらためて驚かされました。
激戦のM2クラスではレースを始めて間もない少年ライダー安田涼太郎選手がすばらしい走りを見せ初優勝！素晴らしい成長を魅せてくれました。
激戦となったHRCグロムカップルーキークラスではM2クラスとダブルエントリーのモーターヒーロー事、片岡選手がM2最高のスタートで2位獲得の勢いをそのまま維持し、抜群のスタートを決めて見事に初優勝！　LM17クラスの西選手の初優勝！　CBR250RドリームカップでのW福田対決！　初参加の若手福田優弥選手の自身努力と仲間の皆さんの努力が融合した初優勝！など練習を重ね、思いを募らせた皆さんが大輪の花を天空で咲かせた素晴らしいレースに私も感動で目頭が熱くなる連続でした。
そしてHRCグロムカップアドバンス！　D吉、牛場、亀井の次元の違うバトルが展開されました。肉薄のバトルは亀井選手が見事に制し、キンスポでは2度目の負けなしの勝利となりました。

最終レースM-GP
番長宇野不在のハイエンドクラスレース
なんとポールは最終戦の為に愛機GROM5を完璧に作り込んだチェンソー桝本事、桝本憲治が初ポール！　これには会場もライバルたちも度肝を抜かれました。
予選9位までが42秒台というこれまでにない超ハイレベルな決勝レースはアップハン最強ライダー瀧本と桝本のGROM5同士の争いに2ストNSRの高原、トロフィー仕様のNSFの田中も加わる大熱戦！　高原痛恨の転倒や田中の追い上げなどの中、トップの瀧本を8周目に捉え、桝本がハイエンドクラス初制覇！
決してわかくない桝本選手・・・心技体を磨き上げ、車両を最高の状態まで作り上げる勝つための努力が見事に大輪の花をさかせてくれました。
本当におめでとうございます・
20年の節目の最終戦にふさわしい史上まれにみる素晴らしいレースの連続でした。

勝利の影に涙あり・・・・華やかな選手の喜びの半面、くやしさ・不運・痛みを感じたライダーも・・・・・
もうやめよう・・・・いやもう一度・・・次こそは・・・・
どんな選択をするかはあなたの自由です。でもあきらめず挑戦するあなたがいる限りキンスポはそんなあなたを応援し続けます。

ご協賛・出店いただいた各社の皆さん、KTC様をはじめ開催当初よりご協賛、ご協力いただいき続けている企業・事業主の皆様も多数おられ、本当に長年にわたりご理解とご協力を重ねて御礼申し上げます。
そしてKSLオフィシャルクラブ・大会役員・大切な友人の皆様、どうか、皆さんお時間が許す限り、これからもお願いできればうれしいです。

20の次は21　毎年限界・限界・・・・と言いながら20年・・・
どこまでいけるかわかりませんが来年も開催するつもりです。
努力なくして喜びなし！では天空でおまちしております。