レース総合リザルト

MYLAPSリザルト
https://speedhive.mylaps.com/Events/1742801
※個人の各LAPタイムを見るには、MYLAPSのアカウントを取得してください!

チャンピオンシップ
https://speedhive.mylaps.com/Organizations/317411/Championships


2019 KTC杯 近畿スポーツランドロードレースシリーズ 最終戦

御礼とご報告10月28日(月曜日)

予選ハーフウェット・決勝ドライ 全15クラス 13レース大きな事故もなく、全て無事終了いたしました事をご報告、御礼申し上げます。

15年目の節目の年を迎えた最終戦は、京都機械工具株式会社 (KTC)様の特別協賛にて開催させていただきました。

前日夜に予想外にまとまった雨になり、朝方までしぐれ模様で、予選前半はハーフウェットコンディションとなり、各選手苦労していたようです。
しかし決勝はコンディションが回復し、路面状態も良好で、各選手自己ベストが連発するような好条件の中の決勝となり、タイム制限クラスでは規定タイムを次々下回り、名誉の賞典外も連発いたしました。
しかし、賞典外も含めた3位迄の選手が上位クラスに挑戦する権利を得て精一杯戦うことを経験していただけたことは非常に良かったと思います。

チャンピオンシップクラスでは各選手シリーズチャンピオンをかけての最終戦。

●OPクラス・FN4&FPでダブルチャンピオンに輝いたのは長谷部 潤選手! 正に今シーズンは他を寄せ付けない圧巻の走りで、OPクラス2011・2012に続き自身3回目のチャンピオン! FN4&FPクラスは去年に続き連続チャンピオンに輝きました。

●今年度より開催されたLM17クラス(125㏄以下4ストローク17インチ)のクラスは GSX R125/S125のワンメイク状態のレースとなり、3戦全勝という完璧な成績で、ベテランの畑 彰選手が初代チャンピオンに輝きました。

●CBR250ドリームカップエキスパートクラスでは 若手の藤村選手と古高選手の一騎打ちに! 予選で後方に甘んじた古高選手が意を決し、2コーナーで飛び込み僅差で藤村選手を振り切り、古高智也選手が初のチャンピオンに!

●SPクラスは初戦2位・第2戦優勝!そして今回マルチ杯全国大会優勝の上垣選手との一騎打ちとなり、惜しくも2位ながらシリーズチャンピオンに輝いたのはトリオギャラクシー事、巽俊介選手が自身初のシリーズチャンピオンの栄冠を手にしました。
表彰式では伝統のチャンピオンのソングをご熱唱いただきました(笑)

●初のチャンピオンシップとして開催された74クラスでは、果敢にトップを狙い本日一番のバトルを展開してくれた子供たち! 優勝こそ逃しましたが、濱路柊音選手が、遠藤選手と同ポイントながら見事、初代チャンピオンに輝きました!女性チャンピオンは大会史上初の快挙となります。

●最後のレースM-GPクラスでは絶対王者宇野正弘と中学1年の鈴木壮大選手の手に汗握るマッチバトル! 鈴木選手の番長越えに期待がかかり、大いに注目を集めました。
2コーナーで果敢に攻め、勝負に出た鈴木選手でしたが番長宇野選手をもう一歩のところで攻め切ることが出来ず、やはりキンスポM番長 宇野正弘の6年連続・14回目のチャンピオンという結果になりました。
レースを終えた鈴木は悔しさからか、ほほをつたう涙が・・・・
しかし、大人でも耐えられないようなプレッシャーの中、最後まであきらめず、果敢にせめた鈴木選手に会場から惜しみない拍手がおくられました。

お昼休みのKTCトリビアクイズ・(○×クイズ)そしてM-GP現金争奪大予想、バラエティー豊かな各協賛ブース・なんと2時間に及ぶ表彰式・豪華賞品抽選会・じゃんけん大会・・・楽しいイベントは暗くなっても天空のサーキット歓声に包まれました。

平成から令和へ15年目の本大会をなんとか今シーズンも終えることができました。
この先いつまで? 続けられるのか・・・・・関係者・役員も年齢を重ね、仕事・家庭その他もろもろの生活状況も変わる中、バイクが好き! レースが好き! その思い一心で15年目を終了することが出来たと思います。
貴重な休日を割いて、早朝6時から夜の8時まで1日・・・14時間・・・・朝のコース清掃、命がけで東奔西走するレース管理・表彰式の準備・後片付けまで・・・それが1年に何度も何度も・・・過酷なオフィシャル業務をささえてくれるKSLオフィシャルクラブのメンバーの皆さん。
決してメジャースポーツとは言えない現状の2輪モータースポーツを支えてくれる人たちの事を、どこでレースをしても、けして忘れないでください。
これまでも、これからもバイクが好きだから! レースが好きだから!
ライダーの皆さんに感動をいただけるからこそ、彼らは命がけでがんばってくれるのだと思います。

最後になりましたが山中で行われる小さな小さなレースにご理解ご協力をいただけるご協賛企業の皆様に心より御礼申し上げます。
さあ、2020! 来シーズンに向けて私たちは今一度体に鞭を打ちますので、選手の皆さんも今日から!

小さなバイクに大きなハート
近畿スポーツランド
  代表 田中康彦、和田昌文、大河原一
写真 大西としや