2016J-TRIP杯 近畿スポーツランドロードレースシリーズ 開幕戦総合リザルト
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全15クラス総参加台数152台にて終了いたしました。
当日は朝からあいにくの雨模様で、受付、車検、フリー走行、公式練習、予選と推移しました。ところがお昼休みには天候が回復し、強い日差しが照りはじめ決勝レースには完全ドライコンディションとなりました。
しかし前線通過にともなう物凄い強風や突風が吹き荒れ、ブーステントや、車検テント、参加者のテントも多数損傷し、各ライダーも天候に一日中翻弄される大会となりました。
しかしながら決勝では今年度も素晴らしいレースの連続でした。
特別開催されたFP-4STクラス(4ストスクーターストッククラス)では日本を代表するライダーが列島各地より集い、ハイレベルなバトルが展開され、もうすぐ父親となる長谷部潤選手が見事に勝利しました。
Moto4クラス(4ストミッション限定クラス)では久々の参加の下選手がハイペースで、ジュニアライダーの野村の追撃をかわし勝利!
フルグリットでの開催となったM-2クラス(ミッションクラス タイム制限)ではスタート時に多重クラッシュが発生し、赤旗中断となり仕切り直しに……残念ながらグリッドにつくことができないライダーも多数おられ、無念な思いをしたことでしょう。再スタートしたレースではベテランライダーの4つ巴の接戦の中、最年長渡辺選手が優勝!そして復活し、日々練習に励んでいた、ベテランのゼンダマン選手が2位表彰台を獲得しました。
FN4&FP(4スト10インチスクーターノーマル)では北陸から参加の民谷選手が優勝!大西塾の中尾選手が見事の2位表彰台と自己最高位を記録!日々練習に励み調子を上げていた下瀬選手が3位に入り初表彰台を獲得いたしました。
NSF100HRCトロフィーでは、若干11歳の奇才 まお号(佐藤まお)が完全スイッチオン!の高次元の走りを展開し見事優勝!
CBR250Rドリームカップでは佐野優人の圧勝!福井の吉田の無念の転倒で佐野兄弟のワンツーフィニッシュかと思われましたが、本人すら自信がなかった古高が大変身し、2位に入りました。レースは本当にわからないものです。このようにレベルの高い見るものを圧倒する素晴らしい14レースが目白押しとなりました。
そして、ハイエンドクラスM-GP決勝では、勢いにのる奇才まお号が素晴らしいスタートでレース序盤を引っ張りますが、番長UNO-Pがまお号を捉えトップに! クリスタルけいちゃんとマオ号の高次元のバトルが展開するも、まお号が終盤に痛恨の転倒! 番長UNO-Pは貫禄の6連勝!!クリスタル2位、そして、去年怪我で涙をのんだ鈴木悠大が悲願のハイエンドクラス初表彰台を獲得いたしました。
現金争奪大予想も6名の方が当選し、場内は大きな大きな歓声につつまれました。
レース終了後の抽選会では、ものすごい数のJ-TRIP製レーシングスタンドを商品としてご提供いただき、多くの参加者の喜びや歓喜の声が聞こえました。大会の締めにはJ‐TRIP 森社長からのレースに身を置く者の姿勢のお話しをいただき、改めてマナー向上の重要性を各ライダー、関係者が再認識いたしました。
12年目の開幕戦・・・今回も総勢40名のオフィシャル・関係者・支援者の皆さまが大変な天候中、朝から晩まで、いや人によっては前日から2日間に及び今大会を支えてくださいました。
彼らの思いがなければ大会は成立いたしません。本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
大会趣旨をご理解いただき多くの商品をご提供くださったご協賛各社の皆さまに心より御礼申し上げます。
そして今年度も大会を支えてくださる大切な友人のみなさん。日本各地より遠征してくださった皆さん 久々かけつけてくださった小西良輝さん、そしてなによりも素晴らしいレースを見せてくれたすべてのライダーの皆さんに心から御礼申し上げます。
最後に今回の九州の震災募金活動にご協力くださった皆さんありがとうございました。
次回第2戦は真夏の8月7日(日曜日)開催予定です。
暑い!熱い!天空のサーキットで再びお会いできることを楽しみにしております。
近畿スポーツランド
代表 田中康彦、和田昌文、大河原一
大西塾
安田義隆
武蔵坊レーシング
橋本久志