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2021 J-TRIP杯 近畿スポーツランドロードレースシリーズ 第2戦

ご報告と御礼8月2日(月曜日)

昨日 J-TRIP杯 近畿スポーツランドロードレースシリーズ 第2戦
全クラス予選・決勝ドライコンディションにて全19クラス15レース終了いたしました。

年々暑さが厳しくなる近年ですが、当日は空には雲があり、日差しが遮られ気温は比較的低かったものの、湿度が高く非常に体力が奪われ、熱中症の危険もある中の開催となりました。
今回一番良かったことは、150台以上のエントリーがありながら、赤旗による中断もなく、大きな怪我がなかったことがなによりもうれしいことでした。
また、今回サプライズでハルクプロの名越哲平選手もかけつけてくださり、MC・表彰式にも花を添えてくださいました。ありがとうございました。

アマチュアスポーツですので、皆さん翌日は仕事や学校が控えており、何事もなく普段どおりの日常をすごしていただけることが、本当に何よりの喜びです。
そのために貴重な休みを使い、灼熱の環境の中、危険を含むリスクを乗り越えて、ライダーの安全、レースの運営の円滑のために早朝から14時間以上(人によっては前日から)、帰りの夕食もとれない状況の中で汗まみれで活動してくれるコースオフィシャル、大会役員、事務所運営、案内、入場管理、場内管理、各種サービス、撮影、場内清掃、トイレ清掃、雑務、全てのスタッフに皆さん 今一度思いをはせていただければと思います。
裁定や、運営、対応に満足できない部分も競技イベントですからもちろんあると思いますが、キンスポだけの事ではなく全国大小様々なレースがあるのも、彼らの熱い思い!損得ではなく好き!のみで支えて下さる皆様に私は心より敬意を表したいと思います。

今回は、M-2クラス・M-1クラスは沢山のエントリーをいただき、男女問わず若い世代の皆さんの活躍が目立ち、日頃の練習の成果を発揮した走りにはすばらしいものがありました。
3年ぶりにキンスポに帰ってきたFN4&FPクラス日本一決定戦では、去年の覇者民谷選手をはねのけた大西塾の若手 浅利翼選手が、ホームコースキンスポで初勝利!さらに日本一という素晴らしい栄誉に輝きました。表彰式ではうれしさのあまり?トロフィー破損の珍事が・・・・(笑)ありました。
そして特別開催されたSPクラスでは各地より有力なライダーがエントリーしてくださり、迎え撃つホームの宇野選手が圧巻の走りで逃げ切り優勝!
最終レースのM-GPも制し、ダブルウィンという結果になりました。40歳を超えた宇野選手ですが、その力はまだまだ衰えを知らず、王者強し!の貫禄さえ感じずにはいられませんでした。しかし、2位の上垣選手や3位の齋藤選手のレース序盤のラインワークや前に出るための引き出しには歴戦のつわものというか、職人芸に近い感動すら呼ぶテクニックに驚きと、ため息が出てしまいました。ああいう走りができる選手が育つにはまだまだ甘い環境なのかな?と自問自答しています。
相手をリスペクトしてるからこそ生まれるバトル!それが見るものを感動にいざなうと勝手に思います。また、一人17インチで奮闘し、素晴らしい走りをみせてくれたD吉選手に私個人のMVP!として報告に変えさせていただきます。

年々採算、運営が厳しくなるこのレースですが、皆様が支えて下さるからこそ、もう少しだけ続けて行きたいと思います。
J-TRIP森社長をはじめ、このような小さなレースですが、ご理解、御協力してくださるご協賛各社の皆様、本当にいつもありがとうございます。

最後にこのレースのために練習にはげみ、不運にも負傷しレースに挑めなかった皆様に心からのお見舞いとエールを送りたいと思います。さあ、次へ!!!

小さなバイクに大きなハート
近畿スポーツランド
  代表 田中康彦
写真 大西としや